ヤス
強制捕獲
昨年平成28年4月17日、実家空き家の敷地(やや高台)に設置した古い杉の丸洞(外型約35センチ、高さ45センチ)脇にキンリョウヘンを置いて捕獲、9月に採蜜、その直後、採蜜に気づいたスズメバチがこれを襲い巣箱は空洞、2日後に生き残ったと思われる2匹が敷地(築150年以上の農家)倉庫内を飛んでいるのを認め、ここへ巣箱を移動、翌日相当数の蜂の入居を確認、その後自宅からそこへ出向き殆ど毎日観察(1日1回から多い時で5回)、冬季に若干の防寒装置を施しながら時折きざら(合計1キロ)を清水でといて給餌(5対5)冬場を凌ぐ、分蜂までの間は時折巣箱を横に移動し洞の底板を清掃、蜂は何らの抵抗も見せず、本年2月に至り巣箱の中を確認したところ洞の85パーセントを埋め尽くす蜂を確認、3月20日ころからオス蜂の出入りが確認され1日3回くらいのペースで観察、オス蜂の乱舞を認め自宅へ戻り諸般の準備をして現場へ出向くと倉庫の前の空間一帯屋根の高さに蜂が乱舞しており分蜂を確認(動画では見ていたが実際の光景を目の当たりにするの初めて)、飛んでいく先を追ったところ直線距離約20メートル足らずに位置する家屋の軒下(高さ2メートルなんらの誘引装置を施していない杉材)に分蜂球を作る、これを手で持って直接巣箱に落とし入れて捕獲した。私の飼育方法で特筆すべきは、巣箱の設置は西向きの設置であり、日光がさすのは午後1時過ぎで、これまでの関知していた定説と大きく異なっている。